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主に東方projectの二次創作について綴る事を趣旨とした、個人的ブログです。 記事のほとんどはSS関連になると思います。
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  • 11/22/13:37

03.01.20:44

心鏡のコメントを見て。

 コメント13番の方が書いて下さった指摘や感想がとても参考になりました。私からすれば作品を読んで感想まで付けて頂けたのなら感涙ものなのですが、それに親切な指摘があると、諸手を挙げて喜びたい心持ちになります。コメントを書いて下さった方、並びに匿名評価を入れて下さった方に感謝しております。

 私がそのコメントを見て、一番印象に残ったのがある人物の一人称を書く上で、「目」や「脳以外にも描写するべき場所があるのではないか、という所でした。
 それを念頭に置きながら改めて自分の作品を見直した時に、驚くほどその反省点が見付かったからです。確かにさとりの独り善がり、自己完結、そのように見えます。私が描写したのはほとんどが視覚と思考だった上、「動きが少ない」という指摘通り、さとりは全て現在の時間から見た事を表現しているに過ぎませんでした。物語として読者を楽しませる凹凸などの欠如、そしてさとりの心情を表現する上で最も重視するべきはずだった雰囲気などが、いまいち満足出来るものではないという事にも気が付きました。

 それらを踏まえた上で、この作品に必要なのは生物であるさとりの五感の表現や、相手の心情に対する推測(特にこいしの心は読めないので、その辺りに深みを出すべきでした)など多々挙げられます。凡そ実験作という段階で出すべきでなく、推敲して添削するなりするべきであったと反省しています。けれども、こうしてとても参考になるコメントを頂けた事は、あの段階で投稿した僥倖であるとも思いました。

 そして文章としてはこのくらいの方が安心できる、という部分に対してですが、どうにも私には難儀なもののように思えます。実際「心鏡」を執筆している間、幾度となく筆が滞る事がありました。色々な意味でらしくないという思いがあった事もありますし、この表現で本当に表現したい雰囲気を出せるのだろうかと不安だったからです。貰ったコメントを見ると、それも杞憂だったようなのですが、私個人としての出来の満足度は凡そ八分にも達していなかったのです。
 氷の芸術、と今までの私の文体を表現してくれたのですが、どうやら私にはどちらかと云えばそちらの方が性に合っているようなのも、否定出来ない所です。そういう一種癖のようなものを、少しずつ好い方向へ、自らの納得出来る方向へと伸ばす事が出来れば幸いだと思っているので、これからも向上心を持ちつつ更なる作品向上に努めて行きたいと思いながら、執筆して行きたいものですね。

 最後にもう一度、コメントや匿名評価を入れて下さった方々に感謝の気持ちを。
 ありがとうございました。

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無題

あのコメントを見て自分も読み返しましたが、すごいですよね。たぶんすごい作者さんなんだと思います。

自分の伝えたいことを簡潔に分かりやすく相手に伝えられるようになりたいもんです

  • 2009年03月02日月
  • 774
  • 編集

お返事。

 あれほど簡潔かつ判り易い指摘は是非見習いたいものですよね。私も他の作家さんの作品を見て感想や指摘を書いたりする事もありますが、何時もその時になってあれこれと悩んでしまいます。
 建設的で、親切な指摘ほど難しいものなのだと、改めて思わされました。そうして少なくとも私のようなSS作家にはとても参考になるので、そういう方々に私もあのコメントの方と同じような事が出来れば好いなと思います。

  • 2009年03月02日月
  • twin
  • 編集
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