11.22.12:13
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12.02.20:13
吹き、荒れる、風
書き終えての感想みたいなものです。
随分と二作目の投稿まで時間がかかりましたが、ようやく完成しました。
それで、自己評価をすると読む人を選ぶ作品になったかな、と。
読者を引き込む力量もまだまだ足りないと思っていますし、序盤の文章で比較的長いこの物語に付き合ってくれる方が居るのかどうか微妙なところ。きっと文体で敬遠する人もいるかと思います。
それと終わり方の良し悪しは予想すると不評の方が多いかなと思ってます。
ほとんどぶつ切り状態になっていますし、最後の最後での描写に何かを仄めかすのが入っていても解説は何もなく、伏線は伏線といえるのかどうか……自分では伏線だと思っているんですが、どちらにしろそれが物語に影響をもたらしていると感じる人は中々居ないと思います。
未来は不安ですね。どうなるか判りませんから。
憎しみとは怖いですね。愛憎、単純な憎悪、嫉妬による憎悪――この世の中にはそういう恐ろしいものが沢山あります。そういう熾烈な世界で、私達は生きているのかも知れません。
読みました。そそわの方では辛いコメントをしてしまいましたが、なかなかの出来ではあったと思います。文体は好みなどあるのでこれでも良いと思います。
がんばってください
こんばんは、始めまして。そそわにて作品を読ませていただきました、良かったです。向こうでもつらつら感想は残しましたけれど、こちらにも。
早苗さんを文中にて「少女」ではなく「女」にしたところに妙があるなあとか。早苗さん無意識でしょうけど、先ずはじめに相手に答えを意識させるやり方って、非常にずるいですよね。「知っていますか」の所でうわって思いましたもの。己を馬鹿な女だと評するのを、まさに相手に零す様も。
紫さんは紫さんで、大層乙女だなあと。冒頭で己が振った言に中途にて訂正を促そうとするところとか、(少なくとも作品中では)強大な力を発揮してぶち壊そうとしないあたりが。女としての情念も渦巻いてるのでしょうが、それは対象なる当人等に知覚されてこそかなあ、と。ちくちく弄ろうとはしてるのでしょうけど、終始手を下さないのは、無粋と思ったか、そもそもそれをすることへの躊躇いがあったか。
それはこちらで補完することにいたします。
随分勝手ながら、そう思ったりしていました。
兎にも角にも、大変良かったです。ありがとうございました。
乱文、失礼いたしました。
次にお逢いできる機会を、お待ちしております。
終わり方ちょっと不評みたいですが、自分としては「結末」を描ききらず暗示させるだけで「うわぁ、うわぁ」となるtwinさんの文章力とそこまでの構成におなか一杯になりました。
自分としてはあの終わり方のが好きですね。
今後もがんばってください
読んできました。紫の胡散臭さ、つかみどころのなさが良く出ていて個人的にすごく良かったです。
紫のとった行動ですが、霖之助との距離を設定したかった、それが愛でも憎しみでも。と、最後の文を見て解釈したのですが…ともあれ紫の感情の先がすごく気になります。愛憎溢れる世界の渦中に踏み込んだ霖之助の行方も。
面白い小説でした。これからも頑張ってください
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