11.22.13:54
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07.24.00:25
恋路の行方―後篇―
東方創想話投稿作品十四作目。
後書き。
続きものの作品を放置し、またブログも放置し、私の作品を楽しみにしている方が居て下さるのなら、その方々に対して失礼極まりない事をしてしまいました。せめて日常報告ぐらいはしておけば好かったと後悔しております。真に申し訳ありませんでした。
しかし、今後とも何時同じような事があるかも判りません。放置に放置を続けた挙句、そのまま戻って来ない可能性も充分にあるでしょう。今回の放置は紛れも無く私自身の怠惰な部分が要因として挙げられると自覚している上、次も起こさないと自信を持って約束する事が出来ません。
なので、今回の投稿は私なりのけじめとしての意味合いもありました。前篇を投稿しておきながら後篇を投稿しないのは無礼極まりないと思ったからです。出来ましたら今後同じような事が起きた時には「またか」と思って欲しく思います。その時に私が完結していない作品を投稿していれば、必ずまた現れます。それを怠るのは何より私の矜持が許しませんし、投稿した作品を読んで下さった方々に申し訳が立ちませんから。
それではブログの方の更新は相変わらず遅くなると思いますが、今後ともよろしくお願いします。
以下は今回投稿した作品の後書きです。
「恋路の行方」の本筋はこれにて完結です。しかし後一つ外伝とでも云えば好いのでしょうか、そんな作品もあるので、そういう意味では未だ完結してはいないのかも知れません。そして最後の最後まで描き切ったのか、と問われれば、その意味でも本当の完結ではないのかも知れません。不満を抱かれる方も居るかも知れませんが、私にとってこの物語は、既に結末までを描き切ったと思っています。
作中の霖之助を馬鹿な男だと思う方が居るかも知れません。彼がした事といえば悲しみの先送りでしかなく、具体的な行動はほとんどと云って好いほどしていないのですから。そう思ってみると、この作中で最も天邪鬼に描いた紫や文の方が随分としっかりしていると思われて来ます。文は自分なりの考えを持ち、紫は先を深くまで見通していて、具体的な方向性を予測し、示す事が出来ているからです。――それが褒められた行動の上に成り立っていれば、の話ではありますが。
とにもかくにも、霖之助は最も中途半端な選択肢を選んでしまった挙句、結果としても曖昧な処世術を捨て切れなかったと云えましょう。それでも彼の選んだ選択肢は、万人が選ぶ選択肢ではないと一概に否定する事は到底出来ません。誰も傷付かなければ、それに越した事はないのですから。
また霊夢に関して描写が足りなかったのは、私の実力不足でした。どうしてもこの物語の中に入れる事が出来ずにいる内に書き終えてしまい、彼女に関してはまだまだ不十分だと思っています。なので「恋路の行方」の補完的な意味合いも含めて、先述した外伝のようなものを執筆しています。次はあまり間が開かないようにしたいので、そう出来るように努力するつもりです。
この作品を執筆を終えて思った事は、文体云々以前に物語自体が賛否を分かつかなという事でした。尤も書き終えた事に対して後悔はないので、そういう点でのコメントも楽しみにしています。
それでは長い間放置してしまい、最早前編があった事すら忘れてしまっている方々も多い事でしょうが、それでもこの作品を読み終えて下さった方に感謝致します。
後書き。
続きものの作品を放置し、またブログも放置し、私の作品を楽しみにしている方が居て下さるのなら、その方々に対して失礼極まりない事をしてしまいました。せめて日常報告ぐらいはしておけば好かったと後悔しております。真に申し訳ありませんでした。
しかし、今後とも何時同じような事があるかも判りません。放置に放置を続けた挙句、そのまま戻って来ない可能性も充分にあるでしょう。今回の放置は紛れも無く私自身の怠惰な部分が要因として挙げられると自覚している上、次も起こさないと自信を持って約束する事が出来ません。
なので、今回の投稿は私なりのけじめとしての意味合いもありました。前篇を投稿しておきながら後篇を投稿しないのは無礼極まりないと思ったからです。出来ましたら今後同じような事が起きた時には「またか」と思って欲しく思います。その時に私が完結していない作品を投稿していれば、必ずまた現れます。それを怠るのは何より私の矜持が許しませんし、投稿した作品を読んで下さった方々に申し訳が立ちませんから。
それではブログの方の更新は相変わらず遅くなると思いますが、今後ともよろしくお願いします。
以下は今回投稿した作品の後書きです。
「恋路の行方」の本筋はこれにて完結です。しかし後一つ外伝とでも云えば好いのでしょうか、そんな作品もあるので、そういう意味では未だ完結してはいないのかも知れません。そして最後の最後まで描き切ったのか、と問われれば、その意味でも本当の完結ではないのかも知れません。不満を抱かれる方も居るかも知れませんが、私にとってこの物語は、既に結末までを描き切ったと思っています。
作中の霖之助を馬鹿な男だと思う方が居るかも知れません。彼がした事といえば悲しみの先送りでしかなく、具体的な行動はほとんどと云って好いほどしていないのですから。そう思ってみると、この作中で最も天邪鬼に描いた紫や文の方が随分としっかりしていると思われて来ます。文は自分なりの考えを持ち、紫は先を深くまで見通していて、具体的な方向性を予測し、示す事が出来ているからです。――それが褒められた行動の上に成り立っていれば、の話ではありますが。
とにもかくにも、霖之助は最も中途半端な選択肢を選んでしまった挙句、結果としても曖昧な処世術を捨て切れなかったと云えましょう。それでも彼の選んだ選択肢は、万人が選ぶ選択肢ではないと一概に否定する事は到底出来ません。誰も傷付かなければ、それに越した事はないのですから。
また霊夢に関して描写が足りなかったのは、私の実力不足でした。どうしてもこの物語の中に入れる事が出来ずにいる内に書き終えてしまい、彼女に関してはまだまだ不十分だと思っています。なので「恋路の行方」の補完的な意味合いも含めて、先述した外伝のようなものを執筆しています。次はあまり間が開かないようにしたいので、そう出来るように努力するつもりです。
この作品を執筆を終えて思った事は、文体云々以前に物語自体が賛否を分かつかなという事でした。尤も書き終えた事に対して後悔はないので、そういう点でのコメントも楽しみにしています。
それでは長い間放置してしまい、最早前編があった事すら忘れてしまっている方々も多い事でしょうが、それでもこの作品を読み終えて下さった方に感謝致します。
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