11.22.11:23
[PR]
10.23.20:06
夾竹桃
東方創想話投稿作品十九作目。
後書き。
「九寸五分の恋」をテーマにしたSSの二作目です。
今回は、前回投稿した「恋々文」よりも、テーマを浮き彫りにした作品にしました。そして、もうずっと前になりますが、「吹き、荒れる、風」の続編となりました。
最初は続編にするつもりはなかったのですが、書いている内に、紫が「吹き、荒れる、風」の時の雰囲気を出し始めて、これはと思って吹き荒れる風を読み返したのですが、あの続編とするには最適なテーマだった事もありまして、一年前の作品の続編という形で投稿させて頂きました。
物語中に於いて、作者そのものが心情を吐露するというのは、賛否両論あるかも知れませんが、この物語の結末を構想していた時点で、私は最後まで書き切るのが不安で仕方がありませんでした。いっそのこと物語の中で語った通り、あの時点で終わりとしてしまいたい気分にもなりました。しかし、ここで結末を投げ出してしまっては、「吹き、荒れる、風」を投稿した時の自分から成長できていない証拠にもなりますので、殊更頑張れた結果となりました。
また、気付いている方もいらっしゃるかも知れませんが、この作品は夏目漱石著書の虞美人草から着想を得て、形になったものです。表現にも、多数オマージュが込められていますので、興味がありましたら「虞美人草」を読んでみて下さい。本当に面白い作品なので、是非お勧めします。
それでは、これにて。
ご読了して下さった方々、ありがとうございました。
後書き。
「九寸五分の恋」をテーマにしたSSの二作目です。
今回は、前回投稿した「恋々文」よりも、テーマを浮き彫りにした作品にしました。そして、もうずっと前になりますが、「吹き、荒れる、風」の続編となりました。
最初は続編にするつもりはなかったのですが、書いている内に、紫が「吹き、荒れる、風」の時の雰囲気を出し始めて、これはと思って吹き荒れる風を読み返したのですが、あの続編とするには最適なテーマだった事もありまして、一年前の作品の続編という形で投稿させて頂きました。
物語中に於いて、作者そのものが心情を吐露するというのは、賛否両論あるかも知れませんが、この物語の結末を構想していた時点で、私は最後まで書き切るのが不安で仕方がありませんでした。いっそのこと物語の中で語った通り、あの時点で終わりとしてしまいたい気分にもなりました。しかし、ここで結末を投げ出してしまっては、「吹き、荒れる、風」を投稿した時の自分から成長できていない証拠にもなりますので、殊更頑張れた結果となりました。
また、気付いている方もいらっしゃるかも知れませんが、この作品は夏目漱石著書の虞美人草から着想を得て、形になったものです。表現にも、多数オマージュが込められていますので、興味がありましたら「虞美人草」を読んでみて下さい。本当に面白い作品なので、是非お勧めします。
それでは、これにて。
ご読了して下さった方々、ありがとうございました。
PR
- トラックバックURLはこちら